オカダ・カズチカの中の柴田勝頼

2019年3月26記

2019年「NEW JAPAN CUP2019」を制したオカダ・カズチカ。

 

1回戦・愛知県体育館でマイケル・エルガン
2回戦・なら100年会館でマイキー・ニコルス
準決勝戦・ツインメッセ静岡でウィル・オスプレイ
準決勝戦・アオーレ長岡で石井智宏
決勝戦・アオーレ長岡でSANADA

 

強豪ばかりでどの試合もタイトルマッチ級のクオリティを連発。ベルトが無くてもそこはレインメーカー、脱帽ものでした。
決勝ではSANADAとの30分を超える消耗戦。NEW JAPAN CUPとしては一番長い試合となったよう。地元のSANADAもSkull Endに至る攻防が素晴らしく唸らされました。

 

さて試合後。
乱入してきたジェイ・ホワイトとのやり取り・オカダのマイクアピール、ファンへトロフィーを見せつけてハッピーエンディング。ある種、試合後にもう一つのクライマックスがやってきました。

 

 

オカダ・カズチカ,柴田勝頼,NEW JAPAN CUP

 

オカダ・カズチカ,柴田勝頼,NEW JAPAN CUP

 

オカダ・カズチカ,柴田勝頼,NEW JAPAN CUP

 

オカダ・カズチカ,柴田勝頼,NEW JAPAN CUP

 

実況席で解説していた柴田勝頼に優勝報告。一礼するオカダに祝福する柴田。これ見て涙腺崩壊しました。。
「NEW JAPAN CUP」「オカダ・カズチカ」「柴田勝頼」とくれば思い出されるのは、当然2年前の2017年の3月と4月。

 

「NEW JAPAN CUP2017」。
決勝戦でバッドラック・ファレに激勝した柴田勝頼。当時はNEVER無差別級王座を2017年1月4日東京ドームに後藤洋央紀に明け渡し、次なるテーマに向かっていた頃。NEW JAPAN CUPを制した柴田勝頼は、4月「SAKURA GENESIS」両国国技館大会で時のIWGPヘビー級王者・オカダを指名。

 

そのSAKURA GENESIS。
それまでの「IWGPヘビー級選手権試合」とは毛色の違う戦い模様に。それはどこか懐かしい昭和な香り。それでいて古さだけでなく、新しい何かも感じさせた「リアルストロングスタイル」ともいうべき、ベストバウト。

 

その試合後。
柴田は倒れ、戦線離脱。その時の柴田の頭の負傷が、まさかただならないことになっているとは。そしいぇ今に至るわけですが、このときの相手となったオカダ・カズチカの心中は察するに余りあるなと。きっと「自分のせいで柴田さんを怪我させてしまった」との悔恨に近い気持ちを、いまも抱えているのではないのでしょうか?それが何となく感じることが出来たのが、柴田に優勝報告後のバックステージのコメント。

 

 

柴田さんも・・・。2年前優勝してね、この番でトロフィーを獲ったわけですし・・・。
まぁそのあとは(4月両国で)戦って、こういう形で再会というふうに(涙)・・・なりましたけど、(柴田から)「勝てよ」と・・・・。「ニューヨーク行くから」というふうにいってもらえたんで・・・。しっかり、まぁ柴田さんに送り出してもらったんでね、、、そこは結果を残したいなと思います。

 

 

このバックステージコメントも泣けて仕方ない。オカダ・カズチカが背負ってきた柴田への思いであるとか責任の一端を感じ取ることが出来たような気が。

 

柴田も実況席で言ってましたが「NEW JAPAN CUP」という舞台で、ある種栄光への道とその運命を翻弄された二人。

 

きっとオカダは今回の優勝を機に、「ザ・レスラー」柴田勝頼の魂を自身に注入された。その柴田勝頼の原点はオカダ・カズチカの中になかった「闘魂・アントニオ猪木」。柴田勝頼を通してオカダ・カズチカの中に闘魂が宿った瞬間。

 

ザ・レスラーの魂とアントニオ猪木の血を宿したレインメーカー。
スイッチブレード狩り、そして世界に新日本プロレスを見せつけるべく、いざ、ニューヨークへ−−−。

 

 

 

 

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